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提案住宅「Semie-セミエ」ZEH・蓄電池仕様
2019年春に発表・公開した提案住宅「Semie-セミエ」は、ご家族やご友人と過ごす時間を大切にするライフスタイル提案型のセミオーダー住宅です。七飯町のK邸は、セミエ・モデルハウスが建つ前に、セミエを建てると決断された第1棟目のSemieです。
「自分たちが新築、それもZEHの家を建てるなんて思ってもみませんでした」と話すKさま。
中古物件を購入してリノベーションすることを考えていたころに提案住宅Semieを知り、とてもタイミングが良かったそう。
LDKにひときわ映える、「キッチンハウス」のカウンター付きアイランドキッチン。提案住宅セミエは、キッチンハウスのオーダーキッチンが標準装備です。
「前の住まいでは、キッチンが孤立した感じで寂しかったんです。子どもにも『狭くて危ないから来ないで!』と言っていました。今は、私のとなりで子どもが野菜を切ってくれたり、夫もキッチンに立ったりします。広くて使いやすいですね」と奥さま。
重厚なツヤ感のある、自然塗料を施した無垢材のフローリング。
「2階が自由に間取りを変えられるスケルトンインフィル構造なのも良かったです」とKさまご夫妻。構造体と間仕切りなどを分離した工法=スケルトンインフィルなので、お子さまが増えたら部屋数を容易に増やせるなど、可変がしやすいつくりになっています。
お子さまたちの個室とベッドルーム、合計3部屋設けて、ホールを含めた空間は遊びや洗濯物干しなどに使えるフリースペースにしました。お子さまたちが独立した後は、大きなウォークインクローゼットを設けるなど夫婦用に間取りを変えられます。
「打ち合わせのときに間取りの希望を伝えたら、社長の渋谷さんがすぐパソコンに打ち込んで、VR(バーチャルリアリティ)で見せてくれたんです。
ゴーグルをつけると、目の前に立体的な家があって、玄関からリビング、2階など実際に歩くように見ることができて、家の感じがリアルにイメージできました」と、ご主人に評価いただきました。
家のデザインや間取り、断熱性能、キッチンのプランニングに加え、太陽光発電やその他細かいオプションも含めて、仮のプランが決まると見積もりがすぐに出てくるので、決断しやすい仕組みだと思います。
Kさん邸の太陽光パネル。自社大工で設置も行っている
ご主人は当社の棟梁である一家(いっか)隆幸のご友人でもあり、一家の真面目な性格と仕事ぶりも信頼につながったとうれしいお言葉をいただきました。
施工中も現場を訪ねて棟梁の一家と話をしたり、いっしょにご飯を食べながらアドバイスをさせていただいたり。「トイレに棚を設けるなど、いろいろと提案してもらって助かりました」と奥さま。
玄関の横にある物置は、一家がご主人といっしょに造ったもの。自転車や車のタイヤを置いたりと、便利に使っているそうです。
リビングに設置したHEMSのモニター画面では、太陽光パネルの発電量、消費量、売電量をリアルタイムで確認することができます。上の画像は日中ですが、太陽光パネルで発電した2割を家で消費、8割を売電しているのが分かります。
日中は、太陽光発電で余った分を電気会社に売り、日没後は蓄電池の分を使うシステム。夜には電力会社の安い深夜電力を、蓄電池に貯めたり、エコキュートでお湯としてストックし、電気代の高い日中に活用するという工夫ができます。
ちなみに、売電が始まった2019年9月の20日間で14,070円の売電収入がありました。
「壁のモニターを見て、蓄電池の電気量をチェックする習慣がつきました」と節電意識に目覚めたご主人。ペンギンのキャラクターが電気量を知らせるパネルもあって、お子さまがよく見ているので「照明がつけっぱなしの時は、『全部消して歩かないとペンギンが泣くよ』と話すと納得するようです」(奥さま)。
蓄電池は、収納の奥に設置してあります。停電などの非常時には安心です。
セミエは、ハイブリッドパワコンと蓄電池を搭載しているので、夜や曇りなど太陽光発電ができないときに停電しても蓄電池の電力を使えますし、家じゅうのコンセントを使えます。
セミエは、1800万円(税別)からの基本仕様と、断熱性能強化と太陽光発電を搭載しZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)対応、さらにハイブリットパワコンと蓄電池を加えた2050万円(税別)からのプランもあります。
(地盤改良工事、屋外給排水、外構工事、カーテンブラインド工事、確認申請、長期優良認定、BELS認定などは別途費用)
セミエの詳しい内容はこちらもご参照ください。